プログラマーはプログラミング言語を使ってプログラムを書き、さまざまなシステムやアプリを開発する仕事だ。近年では、システムやアプリを使用しないことは考えられず、その需要によりプログラマーの求人は多いといっても過言ではない。しかし、いつの時代もよく使われる人気の言語というものは存在し、時代により変化していく。求人についても、人気のある言語とある程度は比例するものである。
Javaは歴史あるプログラミング言語だが、今もなお高い人気を誇っている。それもそのはず、Webシステムや多業種のシステムに利用されるなど、さまざな環境で動作するためだ。スマホアプリにも利用されていて、特に最近ではスマホ決済サービスの開発案件が多い傾向にある。Javaプログラマーの需要は高く、求人の多さもトップクラスを維持している。しかし、オブジェクト指向の考え方を理解する必要があり、習得は難しい部類だろう。
また、Webシステムの開発で根強く使用されているのがPHPである。言語としては学びやすく、開発環境も比較的容易なのだ。ただし、Webシステムの場合、HTMLの理解が必須である。さらに、操作性の向上や動きのあるWebサイトを開発するには、JavaScriptの習得も欠かせない。PHPの求人は若干減少傾向にあるが、全体的に見るとまだまだ高い水準で推移している。その他、AIやIoTの分野でよく使用されているPythonも人気の言語だ。AIやIoTといった分野は今後も成長していくことが予想されるため、Pythonプログラマーの求人も増加することだろう。