プログラマーにとって、プログラミング言語を使いこなすことは、仕事をするうえで必要不可欠だ。プログラミング言語と一口に言っても世の中にはさまざまなものがあり、時とともに人気を集める言語も移り変わっている。かつては、C言語が一世を風靡した時期もあった。しかし、ブロックチェーンなどのテクノロジーが発展を遂げた社会においては、Pythonの人気が急速に高まっているのだ。
Pythonは、アメリカのトップクラスの大学の学生たちの間でもっとも学習されている言語として知られている。主に、デスクトップアプリやWebアプリなどを開発する場合に用いられており、データマイニングに適した言語だ。その特徴が評価され、コンピューターサイエンスの分野や企業が行うデータ解析の現場などでも、頻繁に扱われている。
また、Pythonと並んで高い人気を集めているのがJavaScriptだ。人々の生活においてスマホはなくてはならない存在となっているが、そこで動作する各種ブラウザと高い互換性を有しているのがJavaScriptなのである。スマホアプリを開発したり、スマホを通じて収集されたデータを解析したりと、JavaScriptの深い知識が必要不可欠といえるだろう。それだけに、JavaScriptに精通しているエンジニアは、学術機関や企業などにとっては喉から手が出るほどに欲しい人材だといえる。もちろん、ここで挙げた言語以外にも人気があるものは存在するが、これからプログラミング言語を学ぶのであれば、まずはこの2つを押さえておくといいだろう。